ステップ 5:ファイル操作のインターセプターの種別を判断する

このステップでは、使用されるオペレーティングシステムのファイル操作のインターセプターの種別が判断されます。fanotify テクノロジーをサポートしないオペレーティングシステムの場合、カーネルモジュールのコンパイルが開始されます。カーネルモジュールは、リアルタイム保護タスクの操作に必要です。

カーネルモジュールをコンパイルするには、System.map-<カーネルのバージョン> ファイルが /boot/ ディレクトリに存在していなければなりません。

スクリプトが既定のディレクトリにオペレーティングシステムのモジュールのカーネルソースコードを検出した場合、このディレクトリへのパスが使用されます。それ以外の場合は、モジュールのカーネルソースコードへのパスを指定する必要があります。

モジュールのカーネルのコンパイルプロセス中に必要なパッケージが検出されない場合、Kaspersky Endpoint Security はダウンロードを試行します。パッケージをダウンロードできない場合、エラーメッセージが表示されます。

Kaspersky Endpoint Security の初期設定が完了したあとで、カーネルモジュールをコンパイルできます。

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