用語解説

Kaspersky Lab のアップデートサーバー

Kaspersky Lab の HTTP および FTP サーバーの一覧。本製品はこれらのサーバーから定義データベースのアップデートをモバイル端末へダウンロードします。

アクティベーションコード

Kaspersky Endpoint Security のライセンスの購入時に受け取るコード本製品のアクティベーションにはこのコードが必要です。

アクティベーションコードは、「XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX」形式の 20 桁の英数字の一意の並びです。

アップデート

コンピューターの保護を最新の状態に保つために Kaspersky Lab 製品によって実行される機能。アップデート中、アプリケーションはそれぞれのデータベースからアップデートをダウンロードし、Kaspersky Lab のアップデートサーバーからモジュールをダウンロードします。また、これらを自動的にインストールし適用します。

アプリケーションの設定

あらゆる種別のタスクに共通し、アプリケーションの動作全体を管理するアプリケーション設定(アプリケーションパフォーマンス設定、レポート設定、バックアップ設定など)。

グループタスク

管理グループに対して定義され、その管理グループ内のすべてのクライアントデバイスで実行されるタスク。

タスク

カスペルスキー製品によって実行される機能は、タスクとして実装されます。例:ファイルのリアルタイム保護、コンピューターの完全スキャン、定義データベースのアップデート。

タスク設定

各種のタスクに固有の製品設定。

バックアップ

ファイルのバックアップコピーのための特別な保管領域。バックアップコピーは、駆除または削除を行う前に作成されます。

ファイルマスク

ワイルドカードを使用したファイル名の表示。ファイル名マスクで使用される標準的なワイルドカードは「*」と「?」です。「*」は任意の文字数の文字列を表し、「?」は任意の 1 文字を表します。

プロキシサーバー

ユーザーが他のネットワークサービスへ間接的なリクエストを行えるようにするコンピューターネットワークのサービス。ユーザーは最初にプロキシサーバーへ接続し、他のサーバー上にある特定のリソース(ファイルなど)をリクエストします。次に、プロキシサーバーは指定されたサーバーに接続しリソースを取得するか、自身のキャッシュからリソースを返します(プロキシサーバーが自身のキャッシュを持っている場合)。場合によっては、プロキシサーバーがユーザーのリクエストやサーバーの応答を修正する場合があります。

ポリシー

ポリシーは、アプリケーションの設定を決定し、管理グループ内のコンピューターにインストールされたアプリケーションの設定へのアクセスを管理します。各アプリケーションに対して個別のポリシーを作成する必要があります。各管理グループのコンピューターにインストールされたアプリケーションに対して作成できるポリシーの数に制限はありませんが、管理グループ内の各アプリケーションに対して一度に適用できるポリシーは 1 つだけです。

ライセンス

使用許諾契約書に基づいて提供される、製品を使用する期限付きの権利。

ライセンス証明書

ライセンス情報ファイルまたはアクティベーションコードとともに、Kaspersky Lab からユーザーに提供される文書。ユーザーに提供されたライセンスに関する情報が記載されています。

リアルタイム保護

オブジェクト内の悪意のあるコードの有無をリアルタイムでスキャンする本製品の動作モード。

あらゆるオブジェクトを開こうとするすべての試行(読み取り、書き込み、または実行)を監視し、脅威がないかオブジェクトをスキャンします。感染していないオブジェクトはユーザーに渡されます。脅威を含むオブジェクトまたは感染している可能性のあるオブジェクトは、タスク設定に従って処理されます(駆除、削除、または隔離)。

予備のライセンス

製品を使用する権限を認定する、現在使用されていないライセンス。

信頼するオブジェクト

除外はカスペルスキー製品によるスキャンから除外されるオブジェクトを指します。特定の形式のファイル、ファイルマスク、特定のエリア(フォルダーやプログラムなど)、アプリケーションプロセス、またはオブジェクトを、ウイルス百科事典の分類に基づいて決定された脅威の種別によってスキャンから除外することができます。それぞれのタスクに除外のセットを割り当てることができます。

定義データベース

定義データベースの公開日時現在で Kaspersky Lab が把握しているコンピューターセキュリティの脅威に関する情報の入ったデータベース。定義データベースの内容を使用して、スキャンしたオブジェクトに含まれる悪意のあるコードを検知します。Kaspersky Lab のスペシャリストにより作成され、毎時アップデートされます。

定額制サービス

選択したパラメータ(有効期限と端末数)内での本製品の使用を可能にします。定額制サービスは停止、再開、自動更新、およびキャンセルすることができます。

感染したオブジェクト

既知の悪意のあるソフトウェアのコードの一部と完全に一致するコードを含むオブジェクト。Kaspersky Lab では、このようなオブジェクトにアクセスすることを推奨していません。

感染源となる可能性のあるオブジェクト

ファイルの構造または形式により、侵入者が悪意のあるコードを保存して拡散させるための「コンテナー」として使用できるオブジェクト。一般的には、com、exe、dll などの拡張子を持つ実行ファイルです。これらは、悪意のあるコードが侵入する危険性がかなり高いファイルです。

特定のコンピューターに対するタスク

任意の管理グループのクライアントコンピューターのセットに割り当てられたタスク、およびこれらのホストで実行されたタスク。

現在のライセンス

製品が現在使用しているライセンス。

管理グループ

インストールされているカスペルスキー製品の共通の機能と共通の設定を共有するコンピューターのグループ。コンピューターは管理しやすいように、1 つのユニットとしてグループにまとめられます。グループに他のグループを含めることができます。グループ内のインストールされている各製品に対してグループポリシーとグループタスクを作成することができます。

管理サーバー

企業ネットワークにインストールされているすべてのカスペルスキー製品に関する情報を一元的に保管する Kaspersky Security Center のコンポーネント。また、これらの製品を管理するために使用することもできます。

製品管理プラグイン

管理コンソールを使用した製品管理のためのインターフェイスを提供する特別なコンポーネント。各製品には固有のプラグインが存在します。Kaspersky Endpoint Security を使用して管理できるすべてのカスペルスキー製品に含まれています。

誤検知

感染していないオブジェクトがウイルスのコードに似たコードを持っているために、誤って感染したオブジェクトとして分類されること。

駆除

感染しているオブジェクトの処理方法のひとつ。駆除の結果、データが完全に復元するかまたは部分的に復元します。感染したすべてのオブジェクトを駆除できるわけではありません。